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みぃとクロ。-タルパとの生活-

タルパと生活を共にするオカルトちっくな妄想日記。

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女子会じゃない②

前回の続き。


エリザが男装するかと思ったらどういうわけか本物の男性に変身し、クララもヴィスタも大混乱に陥った。

クララは真っ赤になりながら悲鳴を上げると、猫耳と二本のしっぽをMAXに膨らませて両手で顔を覆う。いきなり目の前に一糸まとわぬ姿の男性が現れたのだから、女性として当然の反応だ。

一方、ヴィスタは別人になったエリザに大興奮(興味深々的な意味で)し大騒ぎしながら近づこうとしたので、即座に捕まえ天井が見える様ボディを上向きにひっくり返し、そのままテーブルの上にドンと置く。
何故こんなことをされたのか理解が出来ないヴィスタは、起き上がろうと手足を伸ばして羽(耳?ツインテ?)を広げてジタバタともがいたが、主からの「天井見てろ!」の命令に渋々ながらも従い大人しくなった。


よし、猫娘とデスクトップPCはひとまず落ち着いた。
私は続いてエリザに向き直る。


みぃ:「まったく・・・男装って言ったでしょ。本当の男になってどうする(汗)」

エリ:「エリは変身できるし、男のフリするならホンモノになった方がいいじゃない?」

みぃ:「分かってないなぁ・・・乙女が殿方の姿を模する『男装』だからこそ魅力があって良いんだよ。それと、何で服が全部消えるんだよおかしいだろw」

エリ:「だって、メイド服着たまま男になったら変でしょ。」

みぃ:「・・・(あたしは好きだが)じゃあ男性の服着なさい、裸はNGよ。クララもヴィスタもびっくりしてるでしょ?」

エリ:「男の服なんて咄嗟に思いつかなかったの!もう・・・別にいいじゃん女同士なんだから(`ε´)ブー

みぃ:「お前今の自分の身体見てからもの言えよ(滝汗)


言ってやりたい事はまだあるが、裸の男といつまでも問答しているわけにもいかないので、何か服を用意してやることにした。

・・・のだけど、深く考えず適当に出してみたら、出てきたのは何と『燕尾服』。
エリザはヤギから分身した彼の妹だ。なので、男性になったエリザはヤギによく似ているし、だから燕尾服が出てきたのかもしれない。

私としては、まずは服を着て欲しいのでどんな服が出てきてもかまわないが・・・問題は、コレを彼女が着てくれるかどうかだ。私はとりあえずその燕尾服をエリザの前に差し出した。


みぃ:「エリザ、これを着なさい。」

エリ:「何コレ・・・・・うわっ燕尾服?!ヤダ、着ない!」

みぃ:「どうして?カッコイイじゃない私は燕尾服大好きよ。」

エリ:「う~・・・いくらマスターが好きでも、嫌なものは嫌なの!」


そう言うとエリザはそっぽを向いてしまった。

ヤギとエリザは兄妹という間柄ではあるが、仲がすこぶる悪い。だから、ヤギがいつも着ている服を自分も身に着けるのは嫌なんだろう・・・まあ、それは仕方ない。
私は彼女の気持ちを受け入れ、素直に燕尾服を片付ける。

で、続いて出てきたのがクロの服。
何でだ・・・と、自分に突っ込みを入れるが、イメージも慣れているし出しやすいんだろうなと考える。もっとカッコイイ服を出そうとも思ったが、今は兎に角早くエリザに服を着せなくてはならない。

エリザにクロの服を見せたところ、今度は素直に応じ、楽しそうに着てくれた。よし、これでやっとこ一安心だ・・・私は安堵しながらクララに声を掛けてヴィスタを起こしてやった。



やっとこ落ち着いたところで早速お披露目タイム。
皆が男エリザの周りを取り囲む。


クラ:「エリザさんすごい・・・どうみても完璧に男性ですね!」

エリ:「こういうの得意なんだ!もっと近くで見ていーよ、ホラ体も触ってみて・・・。」

クラ:「え?!い、イイですっ・・・見るだけで私・・・(赤面)」

エリ:「クララ赤くなってる!可愛い~♡ホレホレ(*´∀`)σ(ノ´Д`*)アゥ」


男のエリザを前にクララはタジタジだ。それをいいことに、エリザも調子に乗ってクララに顔を急接近させたり肌をちらつかせたりして戸惑わせる等、彼女を好き放題いじりまくっている。

これじゃイケメンと美女のリア充カップルがちちくりあっている図にしかならないではないか(クララはあわあわしてるけど)。
まったく、こいつらは「男装」の意味がよく分かっていないようだな・・・ま、いいけど。楽しそうだし。でもなんかくやしい


しかしこうやってエリザを見ていると、見た目はイケメンお兄様だがしゃべり方や行動はエリザのままだ(当然だけど)。だから若干おねぇ系って感じもする。おねぇ大好きな私にとってはご褒美だけどね。
それとエリザはあっけらかんとした性格なので、男になると気さくなお兄さんという印象を受ける。これはこれでいいかもしれない。


微笑ましい2人の姿をしばらく堪能した後、少し視線を落としてみると、そこではヴィスタが興奮したようにエリザの周囲をグルグル回ったり、アチコチ身体に触っていた。


みぃ:「ヴィヴィ、楽しそうだね?」

ヴィ:「はい、こんなエリザお姉ちゃんは初めてです!いつもは柔らかいのに、今日は大きくてガッチリしてます!」

エリ:「ヴィヴィ、今は「お姉ちゃん」じゃなくて「お兄ちゃん」だからねー。」


そう言うとエリザがヴィスタをひょいと抱き上げる。
ボディが持ち上がる事でエリザの顔に接近したヴィスタは、今度はその顔や髪に手を伸ばすとペタペタと触り始めた。


エリ:「あは・・・エリお兄ちゃんはどう?」

ヴィ:「はい、凄くカッコいいです!」

エリ:「でしょでしょ?(* ̄ー ̄*)フフン」

ヴィ:「お顔も髪もとっても綺麗!ヤギ様にそっくりです!ヾ(*´∀`*)ノ


その言葉を聞いた瞬間、ご機嫌だったエリザの顔がひきつり、私とクララが凍り付く。

エリザの前で、兄であるヤギの事は禁句だ。
先程も説明した通り、そして燕尾服の件からも分かる様に・・・エリザはヤギに関する全てを嫌っている。

因みにヴィスタにはこの事実を伝えておらず、適当にはぐらかしているのが現状だ。その為、彼女のこの発言は事情を知らないうえでの率直な感想ではあるのだが、よりによって「顔が似ている」なんて、ドでかい爆弾を投下するようなものである。



大喜びするヴィスタと冷や汗を掻きながらオロオロする猫又娘と人間女を前に、エリザは黙って俯いた。
そして、ヴィスタを抱えていない方の腕を静かに掲げると、自分の銀髪をむずと掴みあげる。

すると、エリザが掴んだ髪の部分から見る見るうちに色が変わっていき、長さも短くなっていく・・・・・少ししてエリザが手の力を緩め顔を上げると、そこには短髪で赤毛の男性が現れた。


みぃ:「エリザ、その髪・・・」

エリ:「銀髪でロン毛の男は嫌い。だから、この方がいい。」

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その後、エリザはいつもと変わらずヴィスタと関わり遊んでいた。流石にヴィスタの前で私情は出さないようだ・・・うん、エリザえらい。良かった。
良かったんだけど、これで男装(男体化)に悪い印象持たれないと良いな・・・。


って思っていたけれど、この前遊びに行ったら男性になって現れたから大丈夫みたい。ただ、髪型はやはり赤毛の短髪のままでした。これはもう、仕方ないね。
どうやら、男エリザに対するクララの反応が良すぎた(可愛過ぎた)ので味を占めたらしく、私にもちょっかい出して反応見て楽しんでました。変な遊びを覚えやがって・・・。


今度はちゃんと男装してもらおうっと。
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