異常なほどの暑さですね。
かなり間を空けてしまいました。
とりあえず近況(でもないか)報告。
まず試験は、不合格でした。残念。これは自分の努力が足りなかっただけなので、まあ仕方ない。
それよりも、試験でがっかりしている暇もなく、職場でコロナウィルス感染者が多発してしまいまして。いわゆる「クラスター」が発生してしまったんです。
うちの職場は、クラスターなんで業務停止しますって事ができるところではありませんので、クラスター発生中も仕事が続きます。
私はクラスターが発生した部署からは少し離れた場所で仕事をしていたのですが、その部署のスタッフが半数位コロナ感染ということで業務が回らなくなり、私や他部署のスタッフ数名が応援部隊として投入されることになりました。
それはいいんだけど。
問題の部署で働いている人たちは、リーダー格も含め殆ど休んでいるわけで、業務内容が全く分からない。かろうじて感染していないスタッフが教えてくれるけど、その人たちも不測の事態にテンパっててどう動けばよいか分からないみたいで、上手く伝わらない。
仕方ないからその都度誰かに聞こうと思っても、周囲のほとんどが応援部隊っていうね・・・聞く人みんなに「私もよくわからないんで・・・」と。ナニコレ(白目)。
いまだかつてない職場環境のカオスさに思わず失笑してしまったよ。
ま、それでもやるしかないからやる。
そんな中、一緒に仕事していた応援部隊の方のコロナ感染が発覚し、退場していきましたと。アハハ、カオス(2回目)。
仕事を行う際にフェイスガードや防護服みたいなの支給されてそれ着てたけど、あんまり意味ない気がしました。いや、なくはないかもだけど・・・私個人の感想ですが。
こまめに手洗いや消毒していた人が数日で感染してしまったり、一方でウィルスが蔓延している空間で、手を洗わない状態でマスクを頻繁に外して水分がぶ飲みしていたお兄さんいたけど、彼は最後まで元気だった。何をしていようが、なる時はなるんだなと。
ちなみに私は、幸い感染せずに済みました。
ヤギ氏が超・超・超―――――――――――うるさかったので。
いや、もちろん自分も努力しましたが。
ヤギ 「マスター、感染フロアに入る前に、十分なご準備を。」
みぃ 「はいはい。」
ヤギ 「マスター、マスクは2枚ご使用ください。」
みぃ 「はいはい、わかってますよ。」
ヤギ 「マスター、ガウンの紐は緩めではございませんか?それと、キャップ内に髪をしっかり収めてください。」
みぃ 「はいはーいわかってますよー。」
ヤギ 「マスター、その手袋は汚染された可能性があります。取り替えてください。」
みぃ 「はいよ。ったく、知ってるっつの。」
ヤギ 「マスター、素手で物品に触れてしまった場合は、早急に消毒を。」
みぃ 「あーもーうっせーな~少し黙ってよ(汗)仕事中なんだけど?」
ヤギ 「私が申し上げていることは、現在の業務上必須でございます。マスターが遵守できているならば黙りましょう。」
みぃ 「・・・(できてないって言いたいのね)。」
クラスターの中で仕事するなんて初めてだったし不安もあったので、仕事中はパートナーを呼ぶことは禁としていた自分ではありましたが、少しでも落ち着いてできればと、一番冷静なヤギ氏に協力を依頼しました。
自分で依頼しといてこう言ってはなんですが、この執事のうるさいこと。うちの上司よりうっさいわ。
しかし彼が何度も私に口を出すことで、脳内でのやり取りにより繰り返し確認しながら仕事に取り組むことができたし、その結果、応援部隊としての業務を最後まで無事に全うできたことも事実。
イレギュラーだらけの混乱した現場の中で、ミスや事故を起こすリスクは計り知れませんからね。これは彼に感謝しなくてはいけないところです。
みぃ 「悪かったね、長い間厄介ごとに付き合わせてしまって。」
ヤギ 「いいえ。私は充実しておりました。」
みぃ 「いや・・・大変だったでしょ?」
ヤギ 「いいえ。この一ヶ月間、毎日貴女のお傍にお仕えすることができました。私にとって、それが何よりの幸せです。」
みぃ 「そっか。無理言ったと思っていたので(自分から頼んでおいて文句垂れたし)、そう言ってくれると私も気が楽よ。ありがとう、ヤギ。」
クラスターが始まって、沈静化に至るまで1月以上もの時間を要しましたが、その間仕事でもプライベートでも緊張感が付きまとう生活で、心身共に疲弊を極めました。
友人や家族等、他者との交流も極力控えていたので、その分パートナーたちとの交流が多くなりましたが、特にヤギは日々仕事に同行してもらっていたため、私の中でいわば「戦友」みたいな存在になっておりました。
私はストレスから彼に毒を吐き、愚痴も多かったと思いますが、そんな日々を「充実していた」と笑顔で返してくれた彼に改めて感謝します。
ヤギ 「第2波が起きた際も全力でお支えいたします。」みぃ 「ヤメテ縁起でもないから(滝汗)」
ありがとね、ホントに。
さて。夏の終わり頃には職場の監査も入ってきます。
一難去ってまた一難。ハハハ・・・